特産品
日本一の湖「琵琶湖」、鈴鹿山系の間に広がる湖東平野に位置するJA東びわこは、芹川、犬上川、宇曽川、愛知川が流れる自然豊かな地域です。豊かな自然環境の中で生産されるJA東びわこの特産品をご紹介します。
管内の主要作物としてうるち米やもち米、酒米など、様々な品種の米を生産していますが、それら滋賀県産の米を総称して「近江米」と呼んでいます。「みずかがみ」「コシヒカリ」「キヌヒカリ」「秋の詩」「日本晴」「ゆめおうみ」といったうるち米を中心に栽培しており、特に「みずかがみ」は「ほどよい粘りとまろやかな甘みで冷めても美味しい」と言われ、平成27年産から3年続けて「米の食味ランキング」において最高ランクの特A評価を獲得している品種です。
もち米として昭和13年に育成されて以来、最高の評価を受ける「滋賀羽二重糯」は、50年以上にわたる生産の歴史を誇っています。現在でも最高級もち米として、県下全域で栽培されています。酒米としては、「玉栄」「吟吹雪」が栽培されています。
「彦根梨」は上品で豊かな甘みとみずみずしさが特徴で、長年培ってきた栽培技術と最新の光センサーを用いた選果により、高い糖度と完熟を特徴とする高品質な梨を販売しています。「幸水」「豊水」の他にも「なつしずく」「筑水」「あきづき」といった品種も栽培しています。収穫時期は8月上旬から9月下旬です。ぜひご賞味ください!
関西で有数の産地でもある「多賀そば」。収穫前には圃場一面にそばの花が咲きます。多賀そばは関西では珍しい「常陸秋そば」を作付しており、そば品種の中でも
粒ぞろいや品質が良く、甘みと香りの高さに優れています。そば職人にも人気の高い品種です。また、栽培については県の環境こだわり認証にも取り組んでおり、環境負荷軽減にも考慮しています。
にんじん嫌いな子どもも「多賀にんじん」なら食べやすいといわれるほどの甘さが特徴です。産地にもよりますが、にんじんの糖度は平均5~6度程度とされています。ところが、多賀町は毎年雪が40㎝程度積もり、冬の寒さが厳しいことでにんじんの糖度が上がり、最高10度程度(生でも甘く感じられる程度)まで上がります。
野菜・果物・花き
玉ねぎ
甘みのある美味しい品種を中心に栽培しており、長期保存も可能であるため、直売所でも長期間販売しています。また管内の小学校などへ出荷しており、地産地消を基本理念に面積拡大し産地化を図っています。
ブロッコリー
ブロッコリーは頭頂部のつぼみに多くの栄養が含まれています。上から見てきれいな円に近い形のものがよく、色艶が良いもの、つぼみのしまったものが選ぶポイントです。
黒大豆(フジクロ)
管内黒大豆は、大手食品会社が開発した通常の黒大豆よりイソフラボンが豊富な『フジクロ』を栽培・出荷しています。契約栽培のためJAでの販売はしていませんが、大手食品会社の健康食品として加工、販売されています。
とよ坊かぼちゃ
大きさが約250~500g程度で、かわいい手のひらサイズのミニかぼちゃです。普通のかぼちゃに比べて甘みが強く、ホクホクとした美味しさが特徴です。ミニサイズなので使い切りが出来てとっても便利です。
トマト
色や大きさが豊富で栄養価も高いトマトは、直売所の中でもトップ級の人気を誇る野菜です。滋賀県独自の環境にやさしい栽培システムを導入し、品質の高いトマトを生産しています。
イチゴ
愛らしい見た目とそのまま食べられる手軽さで人気の果物です。JA東びわこ管内で多く出回っている「章姫」という品種は酸味が少ないのでたっぷりの甘さを存分に感じられるのが特徴です。
ナバナ
なばなは、新年の1月から3月まで収穫され、新鮮なのでサラダでそのまま食べたり、湯がいておひたしにして食べると大変おいしいです。
アスパラガス
稲枝で育ったアスパラは太くてとても甘く、やわらかいと評判です。また、グリーンアスパラガスに加えて、紫や白いアスパラガスも出荷しています。とても人気があり、主な出荷先は県内の直売所・レストラン・ホテルですが、東京方面へも出荷しています。
ブルーベリー
生食はもちろん、スィーツのトッピングにしても、ジャムにしてもおいしいブルーベリー。当館内では、愛荘町の農家が中心となり栽培をされ、直売所等へ出荷しています。
小菊
小菊は、花の直径が9cm以下に分類される菊の総称で、花壇の寄せ植えや盆栽などさまざまな用途で親しまれています。また仏花や組花としてお盆やお彼岸、年末に欠かせない花です。JA東びわこ管内では主に短径小菊が栽培され、JA直売所や市場へ出荷しています。
リアトリス
リアトリスは華道に使用されている花で、鮮明な紫紅色をしています。6月~7月に一斉に色づき開花します。管内で栽培しているリアトリスはとても品質が良く、JA直売所や市場へ出荷しています。