地域農業のEひと 福花農園 木村顕代さん

大好きなイチゴを自分で作りたい!

3人娘のお母さんが一念発起でイチゴ農家に

メイン

福永さんの後継者として、昨年12月に新規就農しました。

黒い箱とシールに映える真っ赤なイチゴが特徴

彦根市野良田町でイチゴ農家を60年間営む福永正雄さんの後継者として、昨年12月に新規就農しました。しっかりとした食感で甘味と酸味のバランスが良い「紅ほっぺ」と、ジューシーで酸味が少なく甘みが強い「章姫」の2品種を栽培しています。福花農園のイチゴは、葉っぱが効率よく光合成できるよう管理をしているため、サイズが大きいのが特徴です。また、黒を基調とした箱やシールにもこだわり、直売所の店頭で目立つよう工夫しています。「やさいの里」へ10時過ぎ、「やさいの里二番館」にはお昼ごろに、その日収穫したものだけを出荷しています。

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たわわに実る大きな「紅ほっぺ」

サブ

福花農園オリジナルのギフトボックス(税別100円)を直売所にご用意しています。レジにてお声掛けください。

※やさいの里、やさいの里二番館のみ

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福花農園オリジナルのエコな手提げ袋(無料)を直売所にご用意しています。レジにてお声掛けください。

※やさいの里、やさいの里二番館のみ

大好きなイチゴを自分で作ってみたかった

もともと農業との関わりは少なかったのですが、赤くて可愛いイチゴが大好きで、自分でいちごを作ってみたいという思いから、新規就農することを決意しました。周りからは厳しい言葉もありました。主人や3人の娘たちにも「冗談でしょ!?」と言われましたが、今となっては部活の合間に手伝ってくれるなど、家族総出で応援してくれています。

直売所では、お客さんと交流できるのがとても楽しいです。互いの顔が見えて、声も掛けられる素敵な場所だと思います。スタッフの方も気さくで、いつも助けてもらっています。

屋号の由来と今後の目標

4月号地域農業のEひと 黒を基調とした福花農園のロゴ。ぜひお買い求めください。

福花農園の名前の由来は、師匠である福永さんの”福”と、3人の娘に”花”の字が入っているので、それを組み合わせました。屋号の名に恥じないよう、これからも一生懸命頑張ります。今後の目標は、さらに色んな人を巻き込んで農業に取り組むことです。他にもやりたいことは沢山ありますが、まずは安定しておいしいイチゴを作れるよう、福永さんからしっかりと学びたいです。今後ともよろしくお願いします。

プロフィル

彦根市野良田町(ひこねしのらだちょう)
木村 顕代(きむら・あきよ)さん

福永 正雄(ふくなが・まさお)さん写真左

■主な生産作物
イチゴ(紅ほっぺ・章姫)